ワンドの2

タロットと西洋占星術、書籍、子育て生活

『100万回生きたねこ』を西洋占星術でよむ②

yougankussaku.hatenablog.com

 

ねこの行動から考える、

ねこのネイタルチャート。

 

ホロスコープはこんな感じだったら

おもしろいなと思いました。

 

 

①ASC: 獅子。第一印象尊大、とっても華のあるキャラクター。

 

②太陽:蟹。白い猫と心を通わせる。何度も生まれ変わるせわしなさは
    活動宮っぽい。飼い猫時代、他者と心を通わせることが
    できなかったから幸せじゃなかった。

 

③月:獅子。飼い猫時代の彼は、飼い主たちと心を通わせることよりも
   自分の中にだけ焦点があっていた。
   白い猫に会うまでは、たくさんの雌猫たちにちやほやされていた。
   ちやほやが嫌いなら「うっとうしいぜ!」と言って
   雌猫を蹴散らしていたのでは。

 

④水星:獅子。自分の感情を満たすために言葉を使っていたのでは。
    雌猫たちを侍らしていたのは、月の思いがさせていたのかも。
    白い猫には、受身の姿勢でいる口からただ出る言葉より
    彼の心からの能動的な気持ちを込めた言葉がささった。

 

⑤金星:獅子。白い猫の気高さに触れ、ときめいたんだと思う。
    たぶん、白い猫は太陽星座が火のサイン。
    やたら人間からも雌猫たちからも愛されたのは
    ASCに金星がのっかっていたのではなかろうか。

 

⑥火星:牡牛。ゆったり、自分の快適な生活・心地よさを守るために
    野良猫ライフを切り開いていった。
    そのパワーは不動宮のそれ。がつがつしてないように
    見えるけれど、めちゃくちゃ強い。
    雌猫たちのハートをわしづかみ。

 

木星:射手。生まれてから死ぬまで、100万回の遠い旅をしてきた。
    ねこはおおらかだと思う。多分細かいことを気にしていたら
    100万回も生まれちまった!一体いつまで生きるんだ…?とか
    考えそう。そういう次元ではなく、生きることそのものが
    彼にとっての言葉にできない意味のある「旅」だった。

 

土星:獅子。獅子座っぽくありたかったのでは。
    「王様」として君臨する、という枠に自分を
    はめこんでいた印象だった。

 

ドラゴンヘッド:獅子。1ハウス。
         7ハウスの他者との関わりが難なくできるけれど、
         自分の生き方、1人での行動にフォーカスすると開運。

 

ほとばしる、主役を張れる大物感。

獅子座成分多そう。

太陽12ハウス、生まれ変わりを何回もしている。

周りにこっそり働きかける。

これだと飼い主たちに影響をちゃんと

与えていたことになるな。

 

 

作者の佐野洋子先生は蟹座のようですね。

もっと先生の著書を読んでみたい。