A.星占いは西洋占星術の中の1つ。
星占いは、テレビや雑誌でよくみる
〇〇座のあなたの今月の運勢…というもの。
地球にいる私たちから見える
太陽の動きを追いかけてする占いです。
4/12に生まれた人は、
太陽がおひつじ座の場所にあったから、
おひつじ座です。
おひつじ座の運勢を読んでね!※という感じ。
もともと雑誌での企画が走りだと聞いたことがあります。
誕生経緯により、エンタメ要素が強いです。
性格や行動傾向があたっている感じがします。
だから人気も根強く
今にいたっているのだと思います。
よくきくのが星占いでの性格を見ても
ピンとこない…。でも星占いには興味がある。
そんなあなたに西洋占星術をおすすめします。
でも、太陽星座はとっても大切ですよ。
星占いを馬鹿にしてはいけないと思います。
西洋占星術
①太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、
天王星、海王星、冥王星の10天体をみる
②天体に与えられた象意や
かつての占星術の栄えたエリアで
考えられた科学(現代の科学ではない)の
ロジックを使う
③流派?考え方?がめちゃくちゃ多様。
西洋占星術の占い師が10人いたら、
10個の解釈があると思っていい。
読み解くとっかかりが非常に複雑で多くなります。
どんどん発見される小惑星、
文献が読み解かれてどんどん新解釈の生まれる神話やかつての技法、
思想が刷新される時代に合わせてどんどん広がる解釈の幅、
やればやるほど、次のとっかかりが出てきます。
古典(伝統的)占星術、現代(モダン)占星術、
それぞれに技法がまた枝分かれしていたりして、
もう掘れば掘っただけ、何かが出てくきます。
どんどん深みにはまっていきます。空のことなのに。
占いの技法や情報に限らず、
理科的・歴史的な事柄にも焦点を当てだすと
どんどん広がり、拡散します。
もう何が何だかカオスなすごいことになっていきます。
西洋占星術を学んでいくと、
自分は宇宙空間を構成するとてもすごく小さな1つ、
自分が生きているこの瞬間は
宇宙の歴史の中のほんの本当にわずかな一瞬。
みたいな気持ちを味わえる…かもしれません。
※占星術が生まれた昔、
太陽が1年をかけて通るルートに
12星座(牡羊座~魚座)を割り振ったらしいです。
長い時間をかけて、地球を含めて
宇宙の星が位置を変えていっています。
現在、太陽は実際の魚座あたりにいるように見えるらしいです。
昔の天体の位置を踏襲しているのが西洋占星術。
実際の天体の運行に忠実なのがインド占星術。
月の運行具合を割り出し、日ごとに割り振ったのが宿曜占星術。